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2004年5月26日(水)
LIVE REPORT on 26th May.

今回のライヴは、tranceが基調となっている。
01.TIME TO COUNT DOWN-LABO MIX-
trance特有の重低音に乗った聞き覚えのある音階から、ライヴは始まった。この部分では舞台に誰もおらず、ただただtrance、といった感じだった。
そして、tranceも終わりに差し掛かった頃、数人分の影が薄膜に映り、歌と同時に幕が下りて一気にボルテージが上がった。
舞台手前から葛城哲哉(唯一のサポートメンバー)、宇都宮隆、木根尚登、上段に小室哲哉といった配置だった。
寝食を忘れるほどに落ち込んだ10年前の終了から今日、やっと動くTM NETWORKをこの眼で観られた喜びは計り知れない。

02.SCREEN OF LIFE-EXTENDED MIX-
このクァルテットだと、新作の演奏は至極妥当性を得たものとなっている。
木根さんのアルペジオと葛城さんのチョーキングに、小室さんのトランスという重なり方は、さすがTMと言わせるものだった。
最初この詞を読んだ時は、「なぜTM NETWORKが?」と思ったが、開演前に買った木根尚登の「新・電気仕掛けの予言者たち-新世紀篇-」を読んで、理由がわかった。
詳しくは書かないが、世相の移り変わりは激しいものだ。

03.RHYTHM RED BEAT BLACK
これは原曲通りだった。発表当時はhouseだったのだが、14年後にtranceで聴けるとは、不思議な感覚だった。

04.KISS YOU-世界は宇宙と恋に落ちる-
近いのがこのシングルヴァージョンだろう。いくつかあるが、わたしが好きなのはこれだ。客席の反応も良かった。
このときに気づいたのだが、ライヴ映像を(字面通りに)、左右2台のプラズマパネルと、舞台上方のプロジェクターで映していた。カメラアングルの都合で下からの撮影だったが、却ってテレヴィっぽかった。

挨拶代わりのMCをはさんで、
05.ALL-RIGHT ALL-NIGHT
06.COME ON EVERYBODY
と立て続けに入った。
これらは原曲にtranceを軽くミックスしたくらいだったので、ボルテージは更に高まった。

「懐かしい曲」とMCを入れて、
07.Fool on the planet-青く揺れる惑星に立って
となった。
実は、DRESSのときに発表されたのを先に聴いて、そちらのほうが気に入っていたりする(ANNのエンディングだったっていうのもあるしね)。
とはいえ、演奏の暖かみがあるこちらも、またいいものであった。




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